116話 花の標
星矢の花の鎖はハーデスの剣に巻き付き、剣が心臓に向かうのをくい止める。
過去では沙織や一輝たちの花の鎖が千切れ飛び、絡まり合って天空へ伸びて行き、未来へ帰るための道標となる。
一方、天馬に刺さったハーデスの剣にも天馬、サーシャ、アローンの花の鎖が絡みつく。
しかし、星矢と天馬に刺さった剣は再び動き出す。
もうひとつの命の鎖の行方に気づいたオデッセウスは、沙織や未来の聖闘士たちを死なせないと決意を固め
沙織への応急手当を施し、一輝たちに最後の力を振り絞って立ち上がり沙織を連れて帰れと檄を飛ばす。
砂時計の最後の一粒が落ちる直前に現代へ帰還する一輝たち。
役目を終えた花の鎖は天馬に刺さるハーデスの剣へと増援に向かい、
これ以上無い程花の鎖に巻き付かれたハーデスの剣は消滅、星矢に刺さった剣も消滅する。
沙織や一輝たちが帰った事で過去の世界は元に戻り、これまでの出来事は誰の記憶からも消えることになる。
そして天馬たちはようやくハーデス軍との真の聖戦を迎えることになる。
蛇夫宮と共に消滅するオデッセウス。
一方、不死身のアスクレピオスはタルタロスの獄で復活の機会を待っていた。
(つづく)
星矢の花の鎖はハーデスの剣に巻き付き、剣が心臓に向かうのをくい止める。
過去では沙織や一輝たちの花の鎖が千切れ飛び、絡まり合って天空へ伸びて行き、未来へ帰るための道標となる。
一方、天馬に刺さったハーデスの剣にも天馬、サーシャ、アローンの花の鎖が絡みつく。
しかし、星矢と天馬に刺さった剣は再び動き出す。
もうひとつの命の鎖の行方に気づいたオデッセウスは、沙織や未来の聖闘士たちを死なせないと決意を固め
沙織への応急手当を施し、一輝たちに最後の力を振り絞って立ち上がり沙織を連れて帰れと檄を飛ばす。
砂時計の最後の一粒が落ちる直前に現代へ帰還する一輝たち。
役目を終えた花の鎖は天馬に刺さるハーデスの剣へと増援に向かい、
これ以上無い程花の鎖に巻き付かれたハーデスの剣は消滅、星矢に刺さった剣も消滅する。
沙織や一輝たちが帰った事で過去の世界は元に戻り、これまでの出来事は誰の記憶からも消えることになる。
そして天馬たちはようやくハーデス軍との真の聖戦を迎えることになる。
蛇夫宮と共に消滅するオデッセウス。
一方、不死身のアスクレピオスはタルタロスの獄で復活の機会を待っていた。
(つづく)