机器猫吧 关注:443,971贴子:9,966,792
  • 3回复贴,共1

小说《哆啦A梦剧场版:大雄与天空理想乡》序章(YYQ字幕组)

只看楼主收藏回复


(本文最早发于B站)https://www.bilibili.com/read/cv21610434
(剧透!!)YYQ字幕组制作,未经允许严禁转载,仅作交流试看之用。
翻译:高家之之 文源:YYQ丶歪某人 校对:高家之之
欢迎去B站支持YYQ字幕组:https://space.bilibili.com/34691651
序章
二十二世纪。北冰洋——。
雪花纷飞。暴风雪肆虐之下,能见度不足数米。
在如此刺骨的寒冷中,天空突然被洞开。无数个洞在虚空中骤现,皆以同样的速度静静地扩张开来。
洞口在直径30米左右时停止了扩张。洞内呈现着不可思议的图案。仿佛打开了另一个空间的入口。
此时,从所有的洞中同时伸出了一个圆形的突起。这些悄然出现部分,形似潜水艇等交通工具的前端。浮在空中的几艘潜水艇在暴风雪中静静地开始盘旋。
他们是未来警察,被称为“时间巡逻队”,可以跨越时间管制犯罪活动。船内的时间巡逻队员正目不转睛地盯着眼前的众多显示屏。
“报告现在位置,北纬82,东经5。各舰到达预定空域。”
一名队员话音刚落,喇叭里就响起了警报声,另一名队员即刻大喊道。
“雷达有反应!”
队员眼前的显示器上出现了一个银色的月牙形物体。
“发现了!没错!”
“好,通知各舰,按作战计划展开。”
站在队员们身后的指挥官模样的男人沉着地发出指令。
“可别让它跑了。”
“了解!”
队员们按照指示执行着操作。
同样的命令也被传到了其他舰。在恶劣天气下,时间巡逻舰在统帅的带领下,朝两翼展开阵形。
那是一个即使相隔万米也能看清形状的巨大物体。浮在空中的月牙看起来像是某种建筑物,玻璃般光滑的墙面在暴风雪中闪着暗淡的银光。
舰队缓缓驶向月牙。看样子是打算扩张阵形,从四面进行包围。就在阵形扩大到半圆形的时候。
哔……哔……哔——!
尖锐的声音从舰内的扩音器中传来。提示着监测到了该物体的变化。队员们慌忙注视着屏幕。刹那间,那个月牙形的物体从显示器上消失了。
“啊? !”
“消、消失了!”
“你说什么? !”
指挥官慌忙盯向屏幕,但屏幕上却只有漫天暴雪。
“目标丢失!”
“怎么可能!”
“各雷达都没有反应!被它逃走了……”
一名队员无力地报告。
“咕唔……”
指挥官不甘心地举起拳头,砸向控制面板。那响厉的声音顿时响彻室内。
外面依然风雪交加。冰原上狂风大作。刚才月牙形物体所在位置的正下方,就像被挖开了一样,出现了一个半球体的洞。
(日语原文供参考)
二十二世紀。北極海──。
雪が舞っていた。数メートル先も見えないほどの、激しい吹雪だった。
そんな凍てつく寒さのなか、空に穴があいた。何もない空間に突然、無数に現れた穴は、同じ速さで静かに開いていった。
穴はやがて30メートルほどの直径になって止まった。奥には何やら不思議な模様が見える。まるで別の空間の入り口が開いてしまったようだ。
その時、すべての穴の中から丸い突起が同時に進み出てきた。音もなく現れたその物体は、どうやら潜水艦のような乗り物の先端らしい。空に浮かんだ数隻の潜水艦は吹雪の中で、静かに旋回を始めた。
『タイムパトロール』と呼ばれる、時間を超えて悪事を取り締まる、未来の警察だった。船内ではタイムパトロールの隊員が、目の前のたくさんのモニターに目を配っている。
「現在位置、北緯82、東経5。各艦、予定空域に到達」
隊員の一人が声を発したとたん、ピコーンとスピーカーから警戒音が響いた。音に反応して、別の隊員がさけぶ。
「レーダーに反応!」
隊員の眼前のモニターに、銀色の三日月形の物体が映っていた。
「発見! 間違いありません!」
「よし。各艦に通達。作戦通りに展開せよ」
隊員たちの後ろに立っていた指揮官のような男が、落ち着いて指示を送る。
「逃すなよ」
「了解!」
隊員たちが指示に従って、コントロールパネルの操作を始める。
同様の命令が他の艦にも通達された。悪天候の中、タイムパトロール艦は統率を伴って、両翼に陣形を展開していく。
それは遠く離れていても形がわかるくらい、巨大な物体だった。宙に浮かぶ三日月は建造物のようにも見え、ガラスのように滑らかな壁面は、吹雪の中で鈍く銀色に光っていた。
艦隊はゆっくりと三日月に向かっていた。どうやら陣形を膨らませてその四方から包囲するつもりらしい。そして陣形が半円形まで広がったその時だった。
ピ……ピ……ピ───ッ!
鋭い音が艦内のスピーカーから響いた。物体の変化を感知したのだ。隊員があわててモニターを注視する。その直後、三日月形の物体が瞬く間にモニターから消えた。
「なっ!?」
「き、消えた!」
「なんだと!?」
指揮官があわててモニターを見つめる。しかしモニターには荒れくるう吹雪しか映っていない。
「目標ロスト!」
「そんなバカな!」
「各レーダー、反応なし! 逃げられました……」
隊員の一人が力なく報告する。
「ぐぐ……!」
指揮官は悔しげに拳を振り上げ、コントロールパネルに叩きつける。館内にバン! と乾いた音が響いた。
変わらず外では吹雪がつづいていた。氷原には冷たい風が荒れくるう。先ほどまで三日月形の物体が存在した場所の真下は、まるでえぐり取られたかのように、半球体の穴がぽっかりと開いていた──。


IP属地:重庆1楼2023-02-04 12:46回复


    IP属地:甘肃来自Android客户端2楼2023-02-07 10:49
    回复


      IP属地:甘肃来自Android客户端3楼2023-02-07 10:49
      回复


        IP属地:湖北来自Android客户端4楼2023-02-07 20:11
        回复