鳴「4年前の爆破テロは、そんなに素晴らしがったのか?お前はその地獄が気に入ったんだ、やじうまはその場を楽しむだけだけと、お前はその地獄をもう一度味わいたくて、何度も何度も再現してる。手製の地獄の中央にどっぷり浸かってうっとりしてるそれが、お前だ。
花「違う、俺はそのような現実をっ
鳴「違うはないさ、確か写真に映すものはこの世の現実だろ、お前にとってのな。薄っぺらい人間だち、でもその薄っぺらさはお前のものだ。
花「決めつけるな!
鳴「ああ、爆弾を爆破してそのやじうまの写真を撮るまで、あるいは、撮りながら、そのシャッターの合間に、お前は何を見てたんだ?やじうまばかりを見つめたんじゃなくて、地獄の美しさに心を打たれたんだろ?
花「そのはずない。