<シンガー・ソングライター&リスナー>sioriの异常な「纯情」に酔え!阳の光はプリズムを通すと7色に分光するが、それが全て溶け込むと「金色」に映る。そんな「天然な多彩さ」をタイトルに冠しているだけあって、彼女のデビュー・アルバム『金色 kin-iro』は心地好い音楽のバリエーションに溢れている。いまどき珍しいハイセンスな生音が织りなすサウンドと、ぐっと染み入る「乾いた情绪性」が溢れる个性的なヴォーカル――まるで70年代洋楽のようでもあり、日本人ならではの「うたごころ」でもある。彼女が决して単なる音楽ヲタクやマニアではない、「プロ」のリスナーだからこそ生み出せるセンシティヴな歌たちは、まるで大量生产の规格商品のようなJポップが蔓延する现在のシーンには本当、「ありがたい」存在なのだ。それにしても、sioriの「常轨を逸した」音楽への纯情は凄い。自らの半生をも剧的に振り回してきたほどなのだから、面白すぎる。ま、それだけに彼女を信じられるのであるが。惊け
------市川哲史(音楽评论家)
------市川哲史(音楽评论家)