上海タワー、简体字: 上海中心大厦、繁体字: 上海中心大厦、拼音: Shànghǎi Zhōngxīn Dàshà、英语:Shanghai Tower)は中华人民共和国上海市浦东新区に位置する超高层ビル[3]。2008年11月29日に着工した[1]。2014年(予定)の完成后は、高さ632メートル、阶数は128で延床面积は地上部分380,000平方メートル、地下部分170,000平方メートルとなる予定である[1][4][5][6]。2013年8月に最顶部に到达し、中国で最も高く[7][8]、世界でもブルジュ・ハリファ(828m)、东京スカイツリー(634m)に次ぐ高さの超高层建筑物となった。
计画地[编集]
このビルは浦东新区の陆家嘴金融贸易区の、东泰路・银城中路・花园石桥路・陆家嘴环路に囲まれた街区(Z3-2地区、以前は陆家嘴ゴルフ练习场のあった场所)に建てられる。1993年に作られた陆家嘴金融贸易区の完成予想図では、飞びぬけた高さの3本の超高层ビルが隣同士に描かれていた[9]。うち一つは1998年に金茂大厦として完成し、もう一つは2008年に上海环球金融中心として完成した。残る一つが、この上海中心である。金茂大厦は上海中心の北隣に、上海环球金融中心は上海中心の东隣になる[9]。
デザイン[编集]设计竞技[编集]
设计に当たり、発注主の陆家嘴集団は建筑设计竞技(コンペ)を行った。一次コンペではアメリカのスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM) やコーン・ペダーセン・フォックス (KPF)、中国の上海现代建筑设计集団など名だたる设计事务所が参加した[9]。2008年初头の三次コンペにはアメリカのゲンスラー社による「龙型」のビル案と、イギリスのノーマン・フォスター率いるフォスター・アンド・パートナーズの「尖顶型」のビル案が残ったが、2008年6月にゲンスラー社の案が胜利した[8][10]。
デザインの特徴[编集]南侧から建设予定地を见下ろす(2009年6月)。右后方は金茂大厦
ゲンスラー社の案はガラス・カーテンウォールで外侧を覆われたビルが螺旋状にねじれながら高くなってゆくという案である。构造は、9つの円柱状の建物が垂直に积み重なった状态であり、さらにこれらを二重のガラスのファサードが覆っている[1]。内侧のガラス・カーテンウォールが建物を囲み、外侧のガラス・カーテンウォールが螺旋状に上升するように全体を覆っている。内侧と外侧のガラス・カーテンウォールの间には、地表から上层阶まで异なる高さに9つのアトリウム(吹き抜けの空间)があり、上海市民に开放される[1][7]。またタワーの下部には商业施设やイベントスペースなどが设けられる。最上部には展望台があり、世界で最も高い外気に露出した展望台となる。ゲンスラーのデザイン监督であるマーシャル・ストラバラ (Marshall Strabala) は、建筑ウェブサイトの E-Architect.co.uk の取材に対して、上海中心のデザインは「中国のダイナミックな未来」を表现していると述べた[11]。
上海中心のデザインは、エネルギー効率の向上や持続可能性についても考虑されている。ガラスのファサードは、ビルにかかる风圧を24%削减するように设计されており、これによってビルを支えるのに必要な资材をも减らすことができる。螺旋状にねじれたガラス壁は雨水を集められるようになっており、ビルの空调や暖房に利用される。ビルが必要とする电力の一部は风力発电でもまかなわれる。E-Architect.co.uk の取材に対して Marshall Strabala は、上海中心は高さ300メートル超の超高层ビルでは初めて二层の外壁を备えたビルになること、この特徴が魔法瓶のようにビル内部の热や凉しさを外へ逃がさないようにできることを说明している[11]。上海中心の建筑主は、このビルが持続可能な建筑物・绿の建筑として、中国绿の建筑协议会 (China Green Building Committee) やアメリカ绿の建筑协议会 (U.S. Green Building Council, USGBC) からの认定を得ることを期待している[1]。
建设状况[编集]
2008年の间中、上海中心の建设予定地では建筑への准备が进められた[12][13]。2008年11月29日には起工式が行われた[3]。ビルの环境影响评価も完了している[6]。ビルの建筑に当たっても、环境への负荷を軽减しエネルギーを削减する工法が取られる[7]。
计画地[编集]
このビルは浦东新区の陆家嘴金融贸易区の、东泰路・银城中路・花园石桥路・陆家嘴环路に囲まれた街区(Z3-2地区、以前は陆家嘴ゴルフ练习场のあった场所)に建てられる。1993年に作られた陆家嘴金融贸易区の完成予想図では、飞びぬけた高さの3本の超高层ビルが隣同士に描かれていた[9]。うち一つは1998年に金茂大厦として完成し、もう一つは2008年に上海环球金融中心として完成した。残る一つが、この上海中心である。金茂大厦は上海中心の北隣に、上海环球金融中心は上海中心の东隣になる[9]。
デザイン[编集]设计竞技[编集]
设计に当たり、発注主の陆家嘴集団は建筑设计竞技(コンペ)を行った。一次コンペではアメリカのスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM) やコーン・ペダーセン・フォックス (KPF)、中国の上海现代建筑设计集団など名だたる设计事务所が参加した[9]。2008年初头の三次コンペにはアメリカのゲンスラー社による「龙型」のビル案と、イギリスのノーマン・フォスター率いるフォスター・アンド・パートナーズの「尖顶型」のビル案が残ったが、2008年6月にゲンスラー社の案が胜利した[8][10]。
デザインの特徴[编集]南侧から建设予定地を见下ろす(2009年6月)。右后方は金茂大厦
ゲンスラー社の案はガラス・カーテンウォールで外侧を覆われたビルが螺旋状にねじれながら高くなってゆくという案である。构造は、9つの円柱状の建物が垂直に积み重なった状态であり、さらにこれらを二重のガラスのファサードが覆っている[1]。内侧のガラス・カーテンウォールが建物を囲み、外侧のガラス・カーテンウォールが螺旋状に上升するように全体を覆っている。内侧と外侧のガラス・カーテンウォールの间には、地表から上层阶まで异なる高さに9つのアトリウム(吹き抜けの空间)があり、上海市民に开放される[1][7]。またタワーの下部には商业施设やイベントスペースなどが设けられる。最上部には展望台があり、世界で最も高い外気に露出した展望台となる。ゲンスラーのデザイン监督であるマーシャル・ストラバラ (Marshall Strabala) は、建筑ウェブサイトの E-Architect.co.uk の取材に対して、上海中心のデザインは「中国のダイナミックな未来」を表现していると述べた[11]。
上海中心のデザインは、エネルギー効率の向上や持続可能性についても考虑されている。ガラスのファサードは、ビルにかかる风圧を24%削减するように设计されており、これによってビルを支えるのに必要な资材をも减らすことができる。螺旋状にねじれたガラス壁は雨水を集められるようになっており、ビルの空调や暖房に利用される。ビルが必要とする电力の一部は风力発电でもまかなわれる。E-Architect.co.uk の取材に対して Marshall Strabala は、上海中心は高さ300メートル超の超高层ビルでは初めて二层の外壁を备えたビルになること、この特徴が魔法瓶のようにビル内部の热や凉しさを外へ逃がさないようにできることを说明している[11]。上海中心の建筑主は、このビルが持続可能な建筑物・绿の建筑として、中国绿の建筑协议会 (China Green Building Committee) やアメリカ绿の建筑协议会 (U.S. Green Building Council, USGBC) からの认定を得ることを期待している[1]。
建设状况[编集]
2008年の间中、上海中心の建设予定地では建筑への准备が进められた[12][13]。2008年11月29日には起工式が行われた[3]。ビルの环境影响评価も完了している[6]。ビルの建筑に当たっても、环境への负荷を軽减しエネルギーを削减する工法が取られる[7]。