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【Gallery更新】クロノスタシア

只看楼主收藏回复

虽然只有两张www但还是放上来吧><
表示CG对话那里没有高级字体好痛苦= =!
放kyogo引狼www



1楼2013-08-13 13:57回复

    ◆今日も大渔◆
    子犬の鸣き声「くぅ~ん、くぅ~ん!!」
    幼驯染のキョウゴは、昔から何故か、街の子犬たちに大人気で。
    キョウゴが街を通りかかるだけで、みんな梦中で追いかけてきて、こんなふうにまとわりついて离れない。
    キョウゴ「おい! それはエサじゃねェ、オレの指だ! オレを食うな、お前ら!!」
    がじがじと指とか肩をかじられて、悲鸣をあげるキョウゴ。
    キョウゴ「悪い、こいつら腹减ってるみたいだ。なんか食わせるモンあるか?」
    ルシア「うん、用意してあるよ」
    用意しておいたご饭をお皿に乗せてあげると、子犬たちは大喜びで食べ始める。
    キョウゴ「悪いな。いつもいつも。そういやぁ、今日、マスターは?」
    ルシア「出挂けちゃったの。野暮用だ、とか言って」
    キョウゴ「お前ひとりに店番させて、毎日どこをフラフラうろついてんだか……」
    ルシア「わたしなら、ひとりでも大丈夫だよ。こうしてキョウゴが毎日、お店に来てくれるし」
    ルシア「だから、淋しくないし、全然大丈夫」
    キョウゴ「……え」
    キョウゴは、目をぱちくりさせて。
    キョウゴ「い、いや、それは……た、たまたま、道场がこの近くにあるから、その帰りに寄るってだけで」
    キョウゴ「べ、别にお前のことが心配だからそれで颜出すってわけじゃ、その……」
    (本编へ続く)


    4楼2013-08-13 14:30
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      ◆绝望と希望と◆
      ルシア「あ、あなたは……」
      ルシア「谁……!?」
      黒ずくめの青年「仆かい? 仆は……」
      黒ずくめの青年「……绝望」
      ルシア「绝望……?」
      黒ずくめの青年「そう。そして、君は希望……」
      黒ずくめの青年「仆と君とは、対になるもの。 だから、仆たちは共にある运命なんだよ……?」
      黒ずくめの青年「……ふふっ」
      绝望、っていう言叶がぴったりの、深くて暗い色をした瞳。
      微笑んでいるのに激しく怒っているようなどこか歪んだ表情。
      その人は、にやりと笑って、わたしの頬に手を添えたかと思うと。
      ルシア「きゃ……!?」
      ぺろり、とわたしの頬を舌で舐め上げた。
      黒ずくめの青年「うん。希望の味がする。 やっぱり君は、この狂った世界の最后の希望だね」
      ルシア(な、何を言ってるの……!?)
      こんなことするなんて、どこかおかしいとしか思えない。 思わず、きっ、とその人を睨みつけたら。
      黒ずくめの青年「ああ。いいね。そういう颜、好きだよ」
      くっくっと楽しそうに笑って、今度は指先でゆっくりとわたしの唇を抚で上げる。
      黒ずくめの青年「こっちは、どんな味がするのかな……?」
      ルシア(え……?)
      小さく呟いたかと思うと、无理矢理にわたしの颜を引き寄せて――。
      (本编へ続く)


      5楼2013-08-13 14:31
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        无水印的CG可以去官网提取贴中下载:http://tieba.baidu.com/p/2506892723
        完。


        6楼2013-08-13 14:37
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          桃子又一次辛苦了> <


          IP属地:重庆7楼2013-08-13 15:26
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            原来这个游戏的贴吧在这啊


            IP属地:日本8楼2013-08-14 11:15
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              CG好美!!


              IP属地:浙江来自iPhone客户端9楼2013-08-17 23:26
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                新人拜吧
                看见官网有更新
                于是想贴上来


                10楼2013-09-18 00:42
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                  ◆メリーゴーランド◆
                  音楽が流れるのに合わせて、ゆっくりと动き出す回転木马。
                  わたしの隣に并んで腰を下ろしたキョウゴは、照れ臭いのを悬命に隠そうとしてるみたいに、
                  仏顶面のままそっぽを向いてる。
                  ルシア(そんなに耻ずかしいなら、无理して付き合ってくれなくてもいいのになぁ)
                  わたしのために、いつも无理して。
                  キョウゴって、いつもそう。
                  ぶっきらぼうなキョウゴの优しさがいつもすごく嬉しくて、それと同时に少しだけ、胸が苦しくなったりもする。
                  キョウゴ「な……何见てるんだよ?」
                  ルシア「ん? キョウゴって、可爱い颜してるなあって思って」
                  キョウゴ「は!?」
                  キョウゴ「そこはせめて、カッコいいとか男らしいとか言ってくれよ……」
                  ルシア「でも、子供の顷のキョウゴって、ホントに可爱かったよ?」
                  ルシア「わたし、女の子かと思ったもの」
                  キョウゴ「なんだよそれ……」
                  くすくす笑いながら、わたしは言叶を続ける。
                  ルシア「背もわたしより低くて、小さかったし」
                  キョウゴ「ま、まあな……」
                  キョウゴ「けど、今はお前より背も高いし、手だってずっと大きいだろ?」
                  ルシア「う、うん……」
                  とん、とわたしとキョウゴの肩が少しだけ触れ合って。
                  ドキッとした弾みに、お互いの视线がぶつかった。
                  キョウゴ「お、おい……」
                  キョウゴ「あんま、见るな」
                  ルシア「ど、どうして?」
                  キョウゴ「なんか……热くなる、お前に见られると」
                  耳まで赤くなりながら、ぼそぼそとそんなことを呟くキョウゴ。
                  それを闻いたら、なんだかわたしまで耻ずかしくなってきて、颜が热くなった。
                  ルシア(あ……もうすぐ、终わっちゃう……)
                  音楽が终わりにさしかかって、木马がスピードを落とし始める。


                  17楼2013-11-12 01:59
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                    ◆世界を见渡す絵◆
                    わたしはティオくんの部屋に行って、ティオくんが絵を描いているのを见学するのが日课になった。
                    基本的にティオくんは絵を描いているときに部屋に入って来られるのを嫌がるけど、
                    どうしてだかわたしだけは、部屋にいても気にならない、って言ってくれる。
                    ルシア「それは、何の絵……?」
                    今ティオくんが描いているのは、大きな壁画。
                    ここへ越してきた最初の日にアトリエの壁に何かを描き始めて、それが日に日に大きく広がっていってる。
                    ティオ「うーん……わからない」
                    ルシア「わからないの?」
                    自分で描いてる絵なのに、ティオくんは首を横に振る。
                    ティオ「昨日のぼくが何を描こうとしてたのか、わからないし、明日のぼくが何を描くかも、わからない……」
                    ティオ「でも、今のぼくが描こうって思う絵を、今は描いてる」
                    ルシア「ふうん……」
                    今日のティオくんが描き足したのは、1本の小さな木。
                    弱々しくて细い干から、ひょろりとした枝が伸びてる。
                    この木がやがて大木になるのか、森の一部になるのか、それとも明日には涂りつぶされてしまうのか——
                    ティオくん自身にもわからないその絵の続きを见るのが、わたしの毎日の楽しみになった。
                    (本编へ続く)


                    18楼2013-11-12 02:01
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                      ◆静寂のロンド◆
                      ホリック「まあまあ、そう急ぐことはないさ。一曲、踊って顶けませんか。お姫様」
                      ルシア「一曲って、そんな悠长なこと……」
                      ホリック「ルシア、君の想いの力はすでにずいぶんと强く、昔に戻ってきている」
                      ホリック「そら、その砂时计を见てごらん。砂がいっぱいに贮まっているだろう?」
                      ルシア「あ……本当! いつの间にこんなに?」
                      ホリック「その砂が落ち切るまでの间、この舞踏会は私たちの贷切ってことだ」
                      ホリック「と、いうことで。さあ、ほんの一曲だけ。いいだろう? クマくん! 一曲、いい曲をたのむよ」
                      ほりックマ「あいあい。お任せくださいましませ~」
                      ホリック「さあ、こっちにおいで。そう、手を腰にまわして……」
                      ほりックマ「ミュージック、すた~とっ!」
                      ホリック「力を抜いて。私について来るだけでいい。そう――上手だよ、ルシア」


                      21楼2014-02-11 16:41
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                        ◆18:11の仪式◆
                        ティオ「……ぼく、キミのこと、好きだ」
                        きゅっとティオくんが指先に力を込めて、その力の强さに、わたしはどきりとする。
                        ティオ「キミが好きだよ。すごく好きだ」
                        ティオ「他のことは何も确かじゃないけど、この気持ちだけは、きっと……」
                        ティオ「昨日、岚の中で、キミのこと思ってた。キミの名前」
                        ティオ「ぼくが持ってる、ただひとつの确かなもの……」
                        ルシア「ティオくん……」
                        わたしも——好き。
                        ティオくんのこと、とても好き。
                        何度记忆が消えても、毎日必ずわたしのことを好きになってくれるあなたのことを、
                        わたしもいつの间にか、大好きになっていたの。
                        すぐに忘れられてしまう、ってわかっていても、その気持ちを伝えておきたくて、わたしが口を开こうとしたとき。
                        ティオ「……イヤだ」
                        ティオ「イヤだ……忘れたくない、忘れたくないよ、ルシア……!!」
                        ルシア「……!!」
                        ティオ「他のことは全部忘れてもいい、何も覚えていなくてもいい、でもキミのことは……」
                        ティオ「キミと过ごした时间のことだけは、忘れたくない……」
                        ティオ「忘れるなんてイヤだよ、ルシア……!!」


                        26楼2014-02-16 00:05
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                          ◆晴れやかな舞台◆
                          エヴァ「皆さん、ようこそ、私のマジックショーへ」
                          エヴァ「今宵お目にかけますのは、白き幻想が织りなす、梦と现実の狭间の世界」
                          エヴァ「决して迷子になりませぬよう、存分にご注意を――」
                          観客席に向かって优雅に一礼したエヴァさんが、手にした白银の布をひらりと振ると。
                          ティオ「わっ!?」
                          キョウゴ「き、消えた!?」
                          エヴァさんの姿は消え失せて、一瞬の后、まるで违う场所から现れた。
                          キョウゴ「どうなってんだ、今の……!?」
                          ティオ「あの人、魔法つかうの!?」
                          ホリック「はははっ。そうかもしれないねぇ。もしかしたら本物の魔法使いなのかもしれないよ?」
                          さっきまであんなに文句を言ってたキョウゴやティオくんも、
                          一瞬で魅了されてしまったように、息を饮んで见つめている。
                          ルシア(すごい、エヴァさん……!!)
                          エヴァ「さて、次のマジックは、どなたかお客様にお手伝いして顶きたいのですが……」
                          エヴァ「そこの、可怜なお嬢さん?」
                          エヴァ「この梦のリングに上がって顶けますか?」
                          気のせいか、エヴァさんの视线と指先が、真っ直ぐにこっちを向いてるような気が……。
                          ルシア「え……?」
                          きょろきょろと周りを见回してみるけど、この辺りに座ってる女の子はわたししかいない。
                          ルシア「わ、わたし……!?」
                          エヴァ「さあ、勇敢なお嬢さんに拍手を!!」


                          27楼2014-02-16 16:30
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                            ◆密室の寻问◆
                            クライヴ「さあ、答えろ。ホリック・ソルとは何者だ?お前の本当の叔父ではなかろう」
                            クライヴ「そして……お前も、何者なのだ?」
                            クライヴ「调べてみたが、お前の名もヴァナルガンドのデータ・バンクには存在しない」
                            ぐい、といきなりわたしの颚に手をかけて、クライヴさんは至近距离から、わたしの颜を覗き込む。
                            ルシア(……!!)
                            クライヴ「言い逃れしようとしても无駄だ。こうして目を见れば、私には真実がわかる」
                            クライヴ「人の目は、嘘がつけない」
                            クライヴ「そして私は、そのわずかな感情の揺れを読みとることが出来る」
                            クライヴ「もう一度闻く……お前たちは何者なのだ」
                            ルシア「ク、クライヴさん……!」


                            29楼2014-02-28 20:22
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                              ◆停电の中で◆
                              ルシア「きゃああっ!!」
                              その音の凄まじさに、思わず身体を缩こまらせて悲鸣をあげたら——
                              ティオ「ルシア……!!」
                              ルシア(え……!?)
                              身体ごと引き寄せられて、気が付いたら——
                              わたしはティオくんの胸の中に、强い力で抱きしめられていた。
                              ルシア「ティオくん……!?」
                              ティオ「このままでいて、ルシア」
                              ティオ「こうしてれば……怖くない」
                              ティオくんの鼓动や息遣いが、その身体から直に伝わってくる。
                              ルシア(わたしが守る、って言ったのに……)
                              ルシア(これじゃわたしが、ティオくんに守られてる、みたい……)


                              30楼2014-03-16 22:54
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