コンペティション部门には、日本から唯一、日向寺太郎监督の『爆心 长崎の空』が出品され、カンヌで男优赏に辉いた柳楽优弥さんが出演しているということで、映画ファンからは注目を集めていた。公式上映にあわせて行われた舞台挨拶では、NHK・Eテレで放送中の『テレビで中国语』にも出演している主演の北乃きいさんが中国语で「小龙包が好き」とコメント。中国语を学んで使おうとしてくれる相手は心から応援してくれる中国の人々。北乃さんもしっかり上海っ子の心をつかんでいた。
さて、中国で「いま人気の日本の“映画俳优”は?」と闻くと、いつもきまって「高仓健」という答えが返ってくる。今回も取材に访れていた现地のマスコミ関系者に同じ质问をしたが、やはり「高仓健」という答えは鉄板。しかし、「映画俳优ではないけれど……」と前置きした上で、高仓健さんに并び100%の确率で上がった名前が若手俳优の古川雄辉さんだ。日本ではまだブレイク前の古川さんだが、CS放送フジテレビTWOで深夜に放送されたドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」が中国で大人気に。第10话からは日本のドラマとしては初めて中国で同日配信され、その人気に拍车をかけた。
古川さんの微博(中国版ツイッター)への书き込みには毎回1万~2万コメントがつき、今月21日には日本人俳优としては初めてのファンミーティングを上海で开く。中国でのこの热烈歓迎ぶりには、日中间の政治の冷え込みなど微尘も感じない。そういう意味では、「映画俳优」として高仓健さん以外の名前が上がらない现状は残念。相互理解のきっかけとして、やはりエンターテインメントの力は绝大だ。「最近の日本映画はほとんど知らない」という现地记者たちの言叶が耳に残る。
谁给翻译一下