PART 3
―今回、宣教师ドミニコを演じる上で、どのような役作りをしましたか?気にかけた点はありますか?
「この作品は、ご存知のように1600年 代が舞台です。帰国子女の仆は、学生时代、あまり日本史の勉强をしてこなかったので、まずはそこから准备する必要がありました。歴史的な背景や、プロテスタントとカトリックの违いなど、そういうことを一通り调べて。仆が演じるドメニコは、歴史に実在した人物ではありませんが、彼は北条家という武士の家系に 生まれ育ち、それがなぜ、キリスト教の信者になっただけではなく、宣教师にまでなったのか。かなりレアなケースだと思って、実际、そういう人间がいたのかを调べてみましたが、见つかりませんでした。それと、役作りという面では、先ほど话したイギリス英语を话さなければならないことも役作りの一つでした。イ ギリス英语をしゃべってるとき、自分はドメニコだ、と役作りができる」
◆这次饰演ドメニコ,是如何去表演的呢?有什么值得注意的点吗?
「这个作品,众所周知的是以1600年代为舞台的。归国子女的我在学生时代并没有怎么学习到日本史,首先要从这里开始准备。历史背景、基督教新教和天主教的区别等等,从这些东西开始查看。我所饰演ドメニコ的,并不是历史上真实存在的人物,然而他生长在北条这个武士家族,竟然不仅成为了一个基督教徒更是成了一个传教士。我觉得是相当少有的情况。实际上,我还特意查过是否真的有过这种人的存在,但是没有找到。然后,表演的方面,先前说到的使用英式英语说话是一方面。在用英式英语说话的时候,就会觉得自己就是ドメニコ,以此来表演」
-キャラクターとして、ドメニコをどういう青年として捉えていますか?
「すごく诚実で、ストレートで、嘘をつけない。少しバカ正直な人间ですね。でも、そういう正义感があるからこそ、北条家であっても宣教师という道を选ぶことができたんじゃないでしょうか。侍から宣教师という新しい フィールドに飞び込んだような感じは、仆自身と似ているのかなあと思います」
◆作为一个角色,ドメニコ是怎样的一个青年呢?
「非常的诚实,直接,不说谎话,是有点过于正直的人呢。但是,正是因为有了这种正义感,就算在北条家也仍然选择了传道士这一条路呢。从武士突然到传教士这样的一个新领域的感觉,和我自己也有点相似呢」
-それは、古川さんが芸能界に入った経纬が似ているという意味ですか?
「そうですね、就职活动のとき、マスコミ関系の仕事に就きたいと思ったこともありましたが、大学时代は理工学部でしたから、自分がこういう芸能の仕事をするとは、まったく想像もしていませんでした。そもそも理工学 部を选んだ理由が、理系から文系の就职はできるけど、文系から理系の就职はできないということ。帰国子女なので国语や歴史よりも物理と数学が得意だったというのもあります。また、亲父が医者なので、医学部に行く话もあって、その3つの理由から理工学部に进みました。大学时代は3年间、勉强も一生悬命やっていたので、成绩もけっこうよかった。大学院にも推荐で行けたかもしれない。でも仆は、他の何かをずっと探していたというか、见つけたいと思っていたんです。自分が一生のめり込める职业に就きたかったんです」
◆意思是和古川桑进入演艺界的经历很相似吗?
「是的,就职活动的时候,有想过要进入媒体相关的行业,但是因为大学时期是在理工学部,完全想象不出自己在会从事这种演艺类的工作呢。说到底选择理工部的理由是,从理科可以转为从事文科的职业,而文科不能从事理科的职业呢。而且另一方面,因为是归国子女,比起语文历史,还是更擅长数学和物理一点呢。还有,父亲是医生,也有进入医学部考虑。基于以上3点理由进入了理工学部。大学时代3年中,非常努力的学习,成绩也还不错。大学院可能也可以被推荐进入。但是我呢,总是在寻找着些其他的东西,或者说想要找到些什么。想要从事自己能够倾尽一生的职业。」
―大学院に进学すること、あるいは医者になることは、自分に梦中になれることではなかったんですね?
「自分の作ったものを见られるもの、たとえば、映画だった り、プライドを持ってできるものをやりたい。転职はしたくない。そういう漠然とした思いだけで、具体的なものが见つからなかったんです。ただ、高校生のときからずっとダンスをやっていたので、ダンスは楽しかった。でも、それ以外、楽しいこともなく、これからどうしようかなあって悩んでいた。それが大学3年生のときで、たまたま、友たちが『ミスター庆应コンテスト』に诱ってくれたんです。ダンスサークル部で代表をやっていたんですが、仆の前の代表が、ミスター庆应に2年连続で优胜していたんです。その流れで、『今年は雄辉が出なよ』みたいになって。仆自身、新しいことを経験したいなあというのもあって、出场を决めました。その时点では、将来、芸能人になりたいという理由ではなかったんですよ」
◆进入大学院,或者说成为医生的话,就不能让自己沉醉其中了是吗?
「想要做比如像电影这样,能够让别人看到的,能够感到自豪的事情。并不想要转换职业。只是笼统的这样觉得,具体的事情没有找到。只是高中生的时候开始一直有在跳舞,很享受跳舞。但是在这之外没有什么喜欢的事情,还在烦恼着以后要怎么办啊之类的。然后在大学3年级的时候,偶然的机遇,朋友邀请我参加MR庆应选举。作为跳舞社团的代表,我之前的代表已经连续2年在MR庆应选举获胜了。照着这个发展,就变成了“今年雄辉也参加吧”这样。作为我自己也想要有一些新的体验,就决定参加了。在这个时点上,并没有想要成为艺人这样的理由。」
―ミスター庆应コンテストで优胜したのがきっかけで、ホリプロ50周年记念の新人オーディションに出场したんですですよね?
「ホリプロが各大学のミスターを集めるというオーディションをやっていたんです。先ほども离しましたが、マスコミ関系に仕事には関心がありましたし、これも何かの縁かもしれない、と。めったに経験できないことを やってみるのも必要だと思って参加したんです。そのとき、初めて演技の勉强をして、『こんなに面白いんだ!』とすごく冲撃的だったんです。それまで、ダンス以外に面白いものがないと思っていたので、初めて、ダンス以外に面白いと思えるものに巡り合えた。演技することを职业にできたらいいな、と思ったんで す。それに、演技も人前でやるという意味ではダンスと似ている。新人発掘オーディションの结果は、审査员特别赏で、このまま続けるかどうか正直、悩みました。でも、このまま大学院に进んで、理系就职したとして、もし、一つでもイヤなことがあったら、役者をやっていたほうがいい人生だったんじゃないか?っ て、めちゃくちゃ后悔すると思ったんです」
◆因为MR庆应选举获胜,获得了参加HORIPRO50周年新人发掘赛的机会吧?
「HORIPRO把各个大学的MR们都聚集到一起来进行这个比赛。前面也说道了,对从事媒体相关的工作有兴趣,觉得这也是一种缘分吧。觉得体验这种难得有机会的事情也是很有必要的,于是就参加了。在这个时候,第一次学到了演技,觉得“竟然这么有趣”,给我的冲击很大。在此之前,觉得除了跳舞就没有有意思的事情了,第一次遇到了跳舞之外的有趣的事情呢。开始觉得能够将表演作为一种工作也不错啊这样的。然后,表演需要在很多人的面前展示,这点和跳舞很相似。因为新人发掘赛的结果是审查员特别奖,说实话对于能不能一直这样继续下去很烦恼。但是如果就这样进入了大学院,从事了理科的职业,如果有了一点不顺的地方,就会非常后悔,要是成为演员可能会有更好的人生呢。」